2017年8月12日土曜日

歌に個性を出すテクニック:吐き捨てるように歌う

歌唱テクニックについてお話しします。

いろんな歌唱テクニック、すなわちボーカルテクニックというものが
実はあり、そんなテクニックの引き出しをたくさん持っている人が
一般的にも、プロの歌手の世界でも【歌がうまい】という印象を持たれることが
多いと思います。

歌唱テクニックはその歌い手の色でもあり、個性でもあり、
長所でもあり、短所でもあったりします。


POPSを目指している人は
この自分にとっての歌唱テクニックを見つける必要がとてもあると思います。

自分の個性って何??

これは基礎の発声が整ってきたら多くの人がぶち当たる壁。

皆さんもご存知の歌手!サザンオールスターズの桑田さんは
あえて大声を出したり、お酒で喉を荒らしてあのダミ声風な独特な歌声を作ったと
言われています。

他にもいろんなアーティストの声作りについてお話しを聞くことがありますが
皆さん何ともユニーク(笑)

POPSの世界では何と言っても【個性】が必要となってきます。

もちろん声自体の個性!は一目瞭然で
とても強い印象を与えます。

しかしなかなか声自体をガラッと変えるって難しいですよね?

では!どうしたら個性を出していけるか!
歌い方に焦点を当てていきましょう

個性を出すための歌い方のテクニックをシェアしていきたいと思います。

今日は 徳永英明さん から学びます。






徳永さんといえば、透き通った声、高音が伸びやか
癒しの声 そんなイメージが浮かびます。


そんな徳永さんが以前におっしゃっていたポイント!!がとっても印象的でした。

それは

【吐き捨てるように歌う】

的なことでした。

ん???


どーゆーこと?!!と思って実際徳永さんの歌い方をじっくり見て
さらに自分的に真似をしながら(似てるか似てないかは無視w)
この 【吐き捨てるように歌う】 を頭においてやってみたらば
なんとも!徳永さんらしいあの切ない感じの歌唱、
柔らかい優しい歌い方ができました。


どんな感じでやってみればいいかというと!!

【吐き捨てるように歌う】

・まずは脱力

・歌の語尾を伸ばさず、語尾の言葉、音が口からポロっと落ちるイメージ

・ため息をつくように吐く(歌う)

この3点です。

この歌い方はピアノバラードなど
しっとりした歌の曲にはとっても使える歌唱テクニックです。


歌が上手い!!と言われている人

あんまり上手くない、、、と言われちゃう人

の差はここからヒントが得られます。

歌が上手い!!と言われている人は以外と適当にこの【吐き捨てるように歌う】
で脱力して歌っているんです。


そして あんまり上手くない、、、と言われちゃう人 は

結構力を入れて語尾をしっかり歌ってしまっていたり
語尾を伸ばそうと力が入っていたりします。

これがまた残念なことに歌に余裕がないような印象を与えてしまいます。


1つここでお伝えしておきたいことは

歌唱には これが正解でこれが間違い!!!ということは全く持ってありません。

全てがFREEなんです。


でもなんか自分の歌唱に ? がある方は
一度自分の凝り固まった歌い方(本人は気づいていない場合が多い)を外して
このようなテクニックもお試しになってみてください!


きっといろんな発見があるとおもます。


このブログを読んでくださっている方には
絶対的に伸びしろがある!!

私はそう感じています。


声って宇宙です。

声って宝物です。


そんな声について、一緒に学び
一緒に上を目指していけるような時間をレッスンでは設けています。

一人で歌唱について行き詰まっているのであれば
是非 レッスンで効率的にレベルアップしていきましょう!

最初の第一歩!!待っていますね

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