海外の方の話すときの発声は基本腹式呼吸です。
日本人の話すときの発声は大抵、胸式呼吸です。
皆さんは海外の方が話している時に
よく声が通るな〜って思ったことはないですか?
もちろん骨格の作り、体型もあるかと思われます。
まずは鼻腔共鳴
これはとても歌う時に必要な共鳴の部分です。
海外の方は普段からこの鼻腔共鳴をうまく使えています。
鼻が高いということも(鼻の部分の骨格がより広い空間を保ち響きやすいという意味)関係はしていると思います。
この鼻腔共鳴を使って出す音は
明るいブライトな抜けのいい声となっていきます。
そして母国語の発音の違い!
これもかなり影響していると思われます。
例えば英語
英語をしっかりネイティブに発音しようとすると
とても表情筋を使います。
使わないと発声できない子音があるからです。
そして話している時からしっかり喉の奥を開いて発声しているのです。
これはもう生まれつきの環境です。
子供の頃から聞く親の話し声、発声の仕方、周りの方の発声の音
を耳で聞いて育っています。
知らず知らずのうちに、しっかり喉を開いて話す習慣がついているんですね。
それに対して日本語
日本語を話すときは実はそんなに表情筋を使って話していません。
日本語はぼそぼそっと話しても言葉になる言語で
それがすぐ隣の人にも伝わってしまう言語
ということもでもあります。
日本は島国のため人と人との距離も近く、小さな声でも話をすることができ、
普段からも特別大きな声を出さなければいけない!!という場面が
海外に比べると少なかったのでしょう。
ちなみに韓国語!
こちらは実は英語よりの発声。
韓国アーティストがアメリカ人なみの声量を持っている方が多くいるのも
ここにヒントがあるようです。
さらに
大陸文化と違い、島国文化の違い
時代をたどってみても、まず根本的に
昔からの人と人との話すときの距離が全く違うんですね
日本は人と人との話すときの距離が海外の方よりも近い環境であった
=
そこまで大きな声で話さなくてもOKだった習慣がある
それに反して海外、アメリカなど大陸文化では
人と人との話すときの距離が日本の方よりも遠い場合が多々あった
=
遠くまで声を届かせる必要があった
という事実も発声の違いの原因であると思われます。
いろんな要因はあると思いますが
今日は2つのパターンをシェアしました。
だからと言って日本人の発声が悪いわけでもなく、
日本独特の民謡、演歌と
日本独自の発声、歌唱の仕方がしっかりあり、
また、喉を開く
腹式呼吸をインストールする
喉の筋肉の使い方を目覚めさせる
こういったことを訓練することで
世界に通用する素晴らしい歌声を奏でることはもちろん可能です。
うまくいろんな文化の発声を勉強し、
肥やしにして、
あなただけの声!あなただけの世界観!で
歌を歌って言って欲しいと願っています。
ナンバーワンより!
オンリーワン!!
私はもっぱらその思考です(^^)
それでは!!
Nice Voice 夢見
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